ライター業を気付けば始めていた

hatenablogに書いた記事が(たぶん)きっかけで、いろんな媒体で執筆業をちょくちょくやらせて頂くようになりました。

 

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www.recruit-lifestyle.co.jp

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メディアアーティストでライターもやっているケースは意外と珍しいらしく、取材先で一緒になった方にたまに面白がられます。

昨年、見よう見まねで制作時のリサーチのメモやインタビューの覚書のようなものをはてなブログに書いていたけれど

etsukoichihara.hatenablog.com

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何がきっかけになるかわからんもんだなあと思いました。
ソーシャルメディア廃人だったりメモ魔だったりで活字を書くこと自体は好きだったけれど、ライターやろうと思ったことはなかった。

向き不向きは正直わからないけれど、やってて勉強になるので(色んな人の話を聞けるし)しばらく継続してみようと思います。自分が考えたことをまとめられるのも個人的には気持ちが良い。

 

ライター業に興味がある方もいるかもしれないので、かじってみた感想を書いてみます。

普遍的な「聴く」「書く」「広める」のスキルが身につく

まず、「話を聞く」「文章を書く」「広める」ことは普遍的に使えるスキルなので便利です。
自分の活動のプレスリリースも書きやすくなるし、別のお仕事で出張したついでにその体験談を自分で書いたりすれば一粒で二度美味しい感。お仕事の相手にも広報に繋がるので感謝して頂けました。
インタビューで必要になるのは「傾聴力」だと思いますが、それはお仕事の打ち合わせでも必要になるものなので(クライアントさんが求めていることをヒアリングする)初対面の方から情報を引き出すスキル、というのはライター業に限らずいろんな職能において活かせるのが良いです。 

面白いインプットが得られるので刺激になる

あとは色んな人の話を聞けるので純粋に勉強になります。 取材対象になるのは得てしてメディアの掲載価値があるとお墨付きを頂いている方なので(コラムやエッセイだと違うけど)話を聞いているだけで単純に面白いし、記事としてまとめることでお話の内容をしっかり咀嚼して内面化できる。
他の仕事におけるアイデアや企画力にも繋がります。実際、企画仕事においてインタビューで得た知見が役立つことも多いです。

稼ぐ手段としては効率が悪そう

とはいえ、ライター業だけで食うのは大変そうだなと思いました。私は独立後にいろんな仕事をしているのですが(デザインや研究開発、講演、ワークショップなど)ライター仕事は案件の単価がべらぼうに高いことは稀なので(結構時間もかかるし)、これだけやって生きていくのは結構大変そう。文筆に強い思い入れがあるのであればぜひトライする価値はあると思いますが、自分の場合そうでもないので、面白い人にあって刺激を得たり、自分の体験を整理したり、発信したいことを広めるついでにお金ももらえる機会として捉えてます。直接ライターで稼ぐというよりは、他の色んな案件に活きてくる下地をつくる手段というイメージがあります。


ライターさんによっても色んな考えがありそうなので、色々と意見交換してみたいです。私は中途半端にかじっている感じなので、ライター極めてみるとまた違う地平が見えてくるんだろうなあ(ライターとしてスタープレイヤーになるとファンがついてオンラインサロンなど色んな媒体に展開できるイメージがあります)

ではではまたー